流域連携基金事業:実施状況

福岡都市圏筑後川流域交流推進事業(かっぱリング事業)

第19回糸島市・日田市上津江町「もり」の交流会
森林保護交流会(下草刈り)

7月27日、10月15日の2日間、日田市上津江町の植樹場所において、下草刈りを実施しました。10月21日には上津江フィッシングパーク内で、糸島市及び日田市上津江地域の小学生(保護者含む)で植樹、木工体験、ゲームを通じて「もり」の交流会を実施しました。
木工体験での樹木を育てる話を通して、森林と水の関係性、森林保護の大切さを学ぶ機会となりました。植樹や木工体験では、初めて体験する児童も多く、周りの人たちに手助けされながらも、スコップや金槌を握り、真剣に作業する姿は皆輝いていました。
自ら植樹した樹木には、各々の名札が掛けられ、今度訪れた時の楽しみになったようです。
今回の事業では、森と水について学習、地域間の交流ができ、有意義な交流会になりました。

■第19回糸島市・日田市上津江町「もり」の交流会

【日 時】

平成30年10月21日(日)

【場 所】

大分県日田市上津江町(上津江フィッシングパーク)

【参加者】

糸島地域52名,日田市上津江地域36名 合計88名

■森林保護交流会(下草刈り)

【日 時】

【第1回目】平成30年  7月27日(金)
【第2回目】平成30年10月15日(月)

【場 所】

大分県日田市上津江町(上津江フィッシングパーク)

【参加者】

【第1回目】糸島地域6名、日田市上津江地域6名  合計12名
【第2回目】糸島地域6名、日田市上津江地域6名  合計12名

事業内容

下草刈りの様子

木工体験の様子

植樹の様子

参加者全員での記念撮影

参加者の声

「かっぱリングはどんな意味だろう。」と思いました。糸島の水が筑後川からきていることや大分の人と関わりあう輪っかであることが分かりました。木を植える時に友達が2人できました。話しかける時は、緊張したけれど友達になれてうれしかったです。これからの生活で「水を大切にしていきたいな。」と思いました。

〔糸島市〕  小栗 菜々子さん

わたしは、糸島の人と交流できて、楽しかったし、木はあまり植えたことがなかったので、ときどきフィッシングパークに行くので自分の植えた木を見たいと思いました。あと2人だったけど、名前を覚えれたからうれしかったです。来年は行けるかわからないけど糸島に行ってみたいです。

〔日田市〕  奥村 佳苗さん

担当者の声

担当者

交流会の植樹では、子どもに植える木を2種類(ヤマボウシ・ヤマザクラ)から各自1本選んでもらいました。初めて聞く木の名前なので、自宅に帰って木の特徴を調べてくれた子どももいました。スコップを使うのに悪戦苦闘しながらも、木の成長を楽しみに植樹しました。
間伐材を使用した木工体験では、椅子の組み立てを行いました。組み立て前に説明を行いましたが、同じような材料が多かったため、あちらこちらで、「これ違う。」「反対だよ。」というような声が上がっていましたが、周りの方の協力も有り、時間内にみんな完成できることが出来ました。

糸島市上下水道部水道課  樋口 勝哉さん