流域連携基金事業:実施状況

大山ダム水源地域上下流交流事業(植樹祭) in 田来原美しい森づくり公園

福岡都市圏の水瓶である筑後川の上流域と下流域の市民が交流を行い、水源林を守り育てることの必要性について相互理解を深めることを目的とした「大山ダム水源地域上下流交流事業(植樹祭)in 田来原美しい森づくり公園」に参加しました。今回、福岡都市圏からは、粕屋町にお住まいの方々にご参加いただきました。
当日は天気にも恵まれ、大山ダムの施設見学や日田市民の方々ととも行った植樹活動を通して、「森や水の大切さ」を改めて実感することができた1日となりました。

【日 時】
平成30年2月24日(土)
【場 所】
日田市大山町 田来原美しい森づくり公園 ほか
【参加者】
粕屋町 32名

まずは、大山ダムの施設見学に行きました。
管理室の職員による説明を受けながら、監査廊(かんさろう)などを見学しました。

ダムの施設見学終了後、「田来原美しい森づくり公園」に移動し、植樹祭に参加しました。
植樹祭には、粕屋町や福岡市水源林ボランティアの会などの福岡都市圏住民や日田市民など約150名の参加者が集まりました。
森づくり交流広場での開会式が終わったら、植樹方法の説明を聞き、各自鍬をもって植樹活動です。とても広い公園に全員で手分けして植樹を行いました。ほとんどの人が初めての体験でしたが、「大山桜」や「河津桜」などの苗木を一人2~3本ずつ、楽しみながら植えていき、全員で合計350本を植樹しました。参加者各々で木札に自分の名前や願い事を書き添え、植樹した木に吊るしました。

開会式

各参加団体代表者による記念植樹

植樹の様子

昼食は、地元産の食材を使って、地元の西和地区婦人会の皆さんを中心に準備していただいたきのこ鍋や地鶏の串焼き、郷土料理をいただきながら、参加者の交流を深めました。

地鶏の串焼き

きのこ鍋

昼食後、梅まつりが行われてるうめひびきに行きました。
今年は、寒かった影響か梅の開花が遅くほとんどがつぼみの状態で残念ではありましたが、みなさんそれぞれに、梅園や梅酒蔵などの見学を行い楽しみました。

梅園風景

梅まつりではスタンプラリーも実施

糟屋町上下水道課 渡辺主幹、益田さん ご協力ありがとうございました。

アンケートより

  • ・ダムの見学も植樹も普段経験できないので参加してとても良かったなと思います。私達が利用する水の為に知らない所で色んな方々が携わっている事が感じられるイベントだったと思います。
  • ・ダムの仕組みを初めて詳しく聞きました。何気に使えている事が当り前に思っていましたが、そうでは無い事に気付かされました。親子共に貴重な水を大切に使いたいと思います。