流域連携基金事業:実施状況

福岡都市圏筑後川流域交流推進事業(かっぱリング事業)

平成28年度太宰府ジュニアリーダーズクラブ夏季キャンプ(筑後川流域朝倉市高木地区における地域交流事業)

太宰府市ジュニアリーダーズクラブが筑後川流域の朝倉市高木地区の住民の皆さんとともに清掃活動やレクリエーションを通して、筑後川流域の方々とふれあい、また寺内ダムなどの見学を行うことで、水源地域福岡都市圏の水資源について理解を深めました。

【日 時】

平成28年8月21日(日)〜22日(月)

【場 所】

福岡県朝倉市 たかき清流館

【参加者】

太宰府市ジュニアリーダーズクラブ 41名
朝倉市たかき地区住民 12名  計53名

事業内容

朝倉市文化財課の職員の方の高木神社の由来についてご説明いただいた後、地域の方と清掃活動を行いました。

地域の方をお招きして、ダーツ交流会で楽しんだ後、バーベキューを楽しみました。

寺内ダムを見学し、ダムの役割、筑後川についての理解を深め、朝倉市黄金川で採れる「スイゼンジノリ」の収穫等を見学しました。

参加者の声

今回のかっぱリングでは、たかき清流館や寺内ダム、小金川の水前寺のりなどの各施設を訪れました。
たかき清流館では、水遊びや地域の方とのふれあいで、水源地の涼しさや水の綺麗さなどを体験しました。寺内ダムでは、施設見学をさせて頂きました。職員の方からの説明を聞き、ダムの下を通っている監査路に入るなどなかなか体験することの出来ない貴重な体験をすることが出来て、とてもよかったです。筑後川の水が私達の生活にどれだけ活かされているか知ることが出来ました。小金川の水前寺のりの施設見学もしました。身近な所に絶滅危惧に指定されている貴重な植物があることや、小金川だけにしか生息していないという歴史や水前寺のりは綺麗な水にしか生息していないということなどたくさん水前寺のりのことについて学べました。今回、参加して私達が普段何気なく使ったり飲んだりしている水が大切なものだと改めて感じました。これからは、もっと大切に水を使おうと思いました。

〔福岡都市圏〕  太宰府市 ジュニアリーダーズクラブ  古川 聖也さん

8月21日、太宰府市のジュニアリーダーズクラブとその育成会の皆さんとの交流の場を持てたことは大変良かったと参加者一同喜んでいます。過疎化・少子化の著しい高木地区ではありますが、自然豊かで森と水に恵まれた地であることを満喫して頂き、水の供給基地であることを御理解頂けたと考えます。また、ダーツ大会そして交流の場を持って頂き我々も大いに楽しむことが出来ました。今後もこういう都市との交流を通して朝倉高木の魅力を発信できればと思います。

〔筑後川流域〕  高木地区コミュニティ協議会 会長  手嶋 源五さん

担当者の声

今回のかっぱリング事業では、太宰府ジュニアリーダーズクラブの皆さんに水と人との関わりを楽しみながら学んでいただきました。寺内ダム見学では、ダムの管理業務の説明を受け、実際にダム内部に入る等、普段なかなかできない体験に子どもたちは興味津々の様子でした。かっぱリング事業を経て、水道水の1/3が筑後川の水であり、福岡都市圏と筑後川のつながりや水の大切さや、また交流会では地域の皆さんとの交流を通して、人と人とのふれあいの大切さを学んでいただけたのではないかと思います。最後に、参加者の皆様、交流会開催に際しご協力頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

太宰府市上下水道課  馬場添 翔麻さん