福岡都市圏筑後川流域交流推進事業(かっぱリング事業)
第18回糟屋地区中学生地域交流サッカー新人大会《 糟屋地域 》
~18th Liga de Animo~
日頃、交流の少ない筑後川流域と福岡都市圏の中学生サッカーチームが、「水」を通じた「かっぱリング事業」で交流を深め、青少年の技術向上と健全な心身の育成を図るため、糟屋地区の中学校7会場に分かれて、交流サッカー大会リーグ戦を開催しました。
また、開会式では福岡都市圏の水道水の約3分の1は筑後川に依存していることなどの説明を行いました。
【日 時】
平成27年8月29日(土)・30日(日)
【場 所】
糟屋地区7会場 (古賀東中・志免中・新宮中・糟屋中・篠栗北中・宇美南中・久山中)
【参加者】
42チーム 約 1,200名
筑後川流域 7チーム、 糸島市 4チーム、 宗像地区 4チーム、筑紫地区 3チーム
福岡市 7チーム、 佐賀県他2チーム、 糟屋地区 15チーム
【事業内容】
■ 参加者の声
この大会で、水の大切さを学びました。筑後川があるおかげで、僕たちが生活できているし、サッカーの面でも普段交流することのできない中学校と交流できたからです。この二日間で、自分の課題とチームの課題が分かったので、これからの練習につなげていきたいと思います。そして、新人戦で良い結果を残したいと思います。かっぱリング大会でとても良い経験ができました。
筑後川流域/三国中学校 遠目塚 祟人 さん
ぼくはこの大会を終えて、筑後川のおかげで大会ができることに感謝したいと思いました。ふだん試合ができないような強いチームと交流することができました。結果は二位と良い方でしたが、試合内容では、チームにも個人にも課題がたくさんでました。これからは、課題が解決できるように、チームでまとまり、ひとりひとりが高め合って、強くなっていきたいです。
筑後川流域/三国中学校 廣川 駿太 さん
かっぱリング大会を通して、サッカーの技術を高めるためには日頃の練習が大切であることだけでなく、水の大切さも知ることができました。というのも、なぜこの大会はこのような名前なのかなと調べたからです。 すると、福岡都市圏の水の三割が筑後川に依存している事を知り、びっくりしました。節水も日頃から心がけていきたいと思います。
福岡都市圏/古賀東中学校 村田 憧 さん
初めてユニフォームで参加した大会
僕は、初めてユニフォームをもらいました。二年生ばかりのチームとの試合は、相手がすごく強くてビックリしました。自分ができなかったプレーをしっかり練習しなければと思いました。また大会中、水分を取らなかったら熱中症になるような暑さでした。体を冷やし、体力も回復してくれる水の大切さを感じたこの大会は、とても良い経験になりました。
福岡都市圏/古賀東中学校 仲摩 克彦 さん
■ 担当者の声
今年は初日に小雨が降ったせいか比較的、涼しさを感じる中での開催になりました。2日間にわたる激戦の中、「水」を通じ筑後川流域と糟屋地区の両チームとの交流が深まり、子ども達が日頃使っている水の3分の1が筑後川の水であり、水の大切さや同じ水源を利用している仲間が沢山いることが理解できたのではないかと思います。最後に、この大会の開催に際してご協力くださいました関係者の皆様に感謝申し上げます。
古賀市建設産業部水道課 渋田 俊二 さん