流域連携基金事業:実施状況

ありがとう「水」ふれあい交流会

福岡都市圏に住む子どもたちと、筑後川流域に住む大川市三又小学校の子どもたちが、一緒にグループ活動や施設見学をすることにより、水の大切さを知ってもらうため、ありがとう「水」ふれあい交流会を実施しました。

【日 時】
平成29年8月4日(金)
【内 容】
交流会、施設見学
【場 所】
福岡タワー、海水淡水化センター(まみずピア)、マリンワールド海の中道
【参加者】
福岡都市圏の小学校5・6年生(22名)と、大川市三又小学校5年生(25名) 計 47名

大川市は8:30、福岡都市圏は9:20に出発。10:00に福岡タワーに到着、合流しました。

早速交流会の開始です。開会式には、ちっこりんも姿を見せました。名刺交換で緊張が解けたかな?

名刺交換が終わったら、三又小学校の子どもたちが大川市に関する発表を行いました。クイズ形式での発表を行い、福岡都市圏の子どもたちが、クイズに答えました。クイズを楽しみながら、筑後川流域の大川市が、福岡都市圏と水を通して、つながりがあることを学びました。

班ごとに記念写真を撮って、福岡タワーに上りました。この日は晴れて、遠くまで見渡すことが出来ました。
見学が終わったら、みんなで昼食を食べました。お互いに、だいぶ打ち解けてきましたよ。

午後から海水淡水化センター「まみずピア」へ。説明は少し難しかったけれど、規模の大きさにびっくりしました。施設を見学し、水道水と、海淡水の飲み比べをしました。多くの子が真水の味を当てました。海水の濾過(ろか)を進め、濃縮された塩辛い水も味見しました。この海淡水が水道水と混ぜられて、福岡都市圏東部を中心に給水されているそうです。福岡都市圏は、筑後川から水をもらうだけでなく、独自に水を得る努力をしているのです。

「まみずピア」の見学が終わったら、今年の4月にリニューアルをしたマリンワールド海の中道へ。班ごとに見学しました。博多湾が一望できるようになった観覧席でイルカショーとアシカショーを見ました。イルカとアシカの賢くて迫力のある演技に子どもたちは大興奮!ほかにも水族館で生き物に触ったり、大きなサメやイワシの大群がいる水槽もとても見ごたえがありました。

楽しく過ごした時間も終わりが来ます。せっかく仲良くなれたお友だちともお別れです。一緒に学んだ水のこと、違う街の生活のこと、楽しかった今日1日のこと、ときどき思い出してくださいね。

先に大川市のお友だちを見送りました。またどこかで会えるでしょうか。
福岡都市圏の子たちは、17:30頃福岡市役所に到着。大川市へのバスは、18:15頃到着し、それぞれ解散しました。