平成30年度 参加報告

200海里の森づくり植樹事業

筑後川水源地域の森を守り、有明海の魚や海苔を育てる豊かな水環境づくりを目的とした「200海里の森づくり植樹交流会」に参加しました。
前日は雨が降り、天気が心配されましたが、当日は天気にも恵まれ、予定通りの活動を行い「森や水の大切さ」や「森林保全活動の重要性」を学ぶことができた1日となりました。

【実施日】 平成30年11月10日(土)

【場 所】 日田市中津江村合瀬 鯛生金山

【参加者】 太宰府市 40名 福津市 44名 総数 84名

太宰府市と福津市にお住まいの方々が参加しました。それぞれの市を出発し、山田SAで合流して、鯛生金山に行きました。
鯛生金山に到着後、開会式を行い、中津江村地球財団の赤星理事長から歓迎の挨拶がありました。この事業も平成4年から27回目を迎え、大きく育った木もたくさんあります。いつか皆さんも見に来てくださいとのお話しもありました。また、参加者各々で木札に自分の名前や願い事を書き添え、植える木に吊るします。
開会式後、植樹の方法を聞いて、植樹開始です。あらかじめ竹が挿してある場所を目印に植樹をしていきます。固いところもあれば柔らかいところもあり、ほとんどの人が初めての体験でしたが、ヤマザクラやヤマモミジの苗木を一人3~4本ずつ植えていき、全員で約300本を植樹しました。

昼食は、バーベキュー交流会です。今年は高校生と小学生の参加者がほとんどで、とても賑わいました!

昼食後に鯛生金山の観光をしました。普段、なかなか体験することができない砂金すくい体験は、楽しかったようで、みんな時間になるまで夢中になって、砂金を探していました。

鯛生金山では、見学もできます。正式には地底博物館鯛生金山といいます。金山採掘所の資料や、発掘現場を見ることが出来ました。今はレプリカですが、この地の名前のもととなる伝説の雌雄の黄金の鯛もあります。また、周囲は紅葉が進み、景色もとても綺麗でした。

アンケートより

○植樹という活動を通じて森づくりの大切さが分かりました。この活動で学んだことを活かして今後の学校生活を送って行きたいと思います。また金山探検から昔の人の知恵を知ることができ、とても楽しかったです。

○水道水をなにげなく使っていて、どこから来ているのかどの割合でどこに頼っているかなど全く知らなかったし、考えた事もありませんでした。今回、このボランティアに参加して水が自分達の生活にとって、とても大切なんだなと思いました。