令和元年度 参加報告

水郷ひたの森づくり

日田市では、豊かな森林と豊富な水に恵まれた筑後川の水源地域を市民の財産として次の世代を担う子どもたちに引き継いでいくため、水環境の保全・保護の取り組みを推進しています。福岡都市圏住民も、森林の役割や森林を守り育てることの大切さを理解するため、日田市主催の「市民参加の森づくり大会」に参加しました。

【実施日】 令和元年11月23日(土)

【場 所】 日田市 萩尾公園(植樹会場) 豆田町(散策)

【参加者】 福岡都市圏74名(福岡市55名、筑紫地域8名、糟屋地域10名、糸島市1名)

福岡都市圏や日田市、久留米市からの参加者約200名が、大会会場の萩尾公園に集まりました。開会式では、日田市からの歓迎の挨拶があり、みどりの少年団からメッセージが読み上げられました。植樹する苗木や植樹方法の説明を受けたあと、それぞれ用意された鋤を持って山に入り、植樹作業を行いました。「ケヤキ」「ヤマモミジ」「ヤマザクラ」などの苗木約1,420本を植樹しました。

植樹場所は、とても広く、傾斜が急なところがある場所で、掘っても木の根や石が出てくるなど苦戦することもありましたが、なんとか、みんなで協力して予定されていた植樹箇所に植樹することができました。あとは、この植樹した苗木が大きく育って、大切な水を育んでくれる立派な森になることを願います。植樹でたくさん体を動かしたあとは、昼食です。昼食は、地元の婦人会の人たちに作っていただいたおにぎりと温かいだんご汁が振る舞われました。また、シシ肉とシイタケの試食コーナーもあり、長い列ができていました。

植樹大会終了後、午後から豆田町の散策を行いました。それぞれ思い思いに豆田町を散策し、老舗の味を求めたり、歴史の町の風情に触れました。ぜひ豆田町に遊びに行ってみてください!
豆田町商店街ホームページ

アンケートより

・少しでも森づくりに参加できてよかった。今日植えた木が大きく育って私達の水に大いに役に立ってくれればと思います。

・子供も私も木を植えるのはもちろん山の斜面に立つのも初めてで山の土に触れる事ができて良かったです。これから流域の自然やくらしの水について考える時、実感を伴って考える事ができそうです。

・福岡都市圏が水資源に恵まれていないというDVDを見て、H6水不足の時を思い出しました。水道水のことを考えたことがなかったけど、植樹をしていろんな事を学べて良かったです。豆田町の散策も楽しかったです。