水郷ひたの森づくり
日田市では、豊かな森林と豊富な水に恵まれた筑後川の水源地域を市民の財産として次の世代を担う子どもたちに引き継いでいくため、水環境の保全・保護の取り組みを推進しています。
福岡都市圏住民も、森林の役割や森林を守り育てることの大切さを理解するため、福岡都市圏共通の水源ダム「大山ダム」がある日田市の萩尾公園にて開催された「市民参加の森づくり大会」に参加しました。
当日は、朝から天気も良く、充実した一日となりました。
実施日
令和7年11月15日(土)
場所
大分県日田市 萩尾公園(植樹会場)、豆田町(散策)
参加者
福岡都市圏住民39人
(公募のうえ、応募者124人の中から抽選にて当選した参加者)
植樹活動の様子
福岡都市圏や日田市、久留米市からの参加者が、大会会場の萩尾公園に集まりました。
開会式では、日田市長の歓迎挨拶があり、みどりの少年団からメッセージが読み上げられました。
植樹する苗木や植樹方法の説明を受けた後、参加者全員で山に入り、「ヤマモミジ」「ヤマザクラ」などの苗木
768本を植樹しました。
植樹場所は、傾斜が大きく足場が悪いところがあり、掘っても木の根や石が出てくるなど苦戦することもありましたが、協力して植樹活動を終えることができました。
植樹活動後は、地元の方が作ったおにぎりと温かいだんご汁が振る舞われました。
大会終了後は、かつて天領として栄えた豆田町へ向かい、参加者それぞれが思い思いに豆田町を散策し、歴史の町の風情に触れました。
参加者の声(アンケートより)
・1/3は筑後川の水を使っていると知って、水は限りある資源なので今まで以上に大切に使おうと思いました。
・植樹が目的でしたが、豆田町も散策することができて、大満足です。
・日田市の自然に触れられて、とても良い経験になりました!
・あまり日田市について知らなかったけど、グルメや温泉などが盛んだと知って、行ってみたいと思いました。
・貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。たくさんの子供達が森づくりに参加している事に感激しました。
・植樹イベントで豆田町にまで連れていってもらえてありがたいです。植林もやりがいがあって、あっという間におわってしまいました。
福岡都市圏から筑後川への感謝を込めて
この事業を通じて、森林保全活動を行うことの大切さについて理解を深めることや、筑後川上下流域との交流を推進し、流域全体で水源保全に取り組む契機となりました。

