令和7年度実施報告

合所ダム水源の森を守る森林セラピー体験

 福岡都市圏で使用される水道水の約3分の1は筑後川の水です。
 福岡都市圏の水源ダムのひとつである「合所ダム」が所在するうきは市にて、地元の方々と一緒に「合所ダム水源の森を守る森林セラピー体験」を開催しました。
 参加した福岡都市圏住民の方々は、日本棚田百選に選ばれたうきは市の「つづら棚田」で森林セラピーと、森林保全の一環としてウッドチップ撒きを体験し、うきは市で有名なジビエを使ったBBQを楽しむなど充実した一日となりました。

主催

合所ダム水源の森を守る森林セラピー実行委員会(※)
※構成団体:うきは市癒しの旅先案内人、うきは市、福岡都市圏広域行政事業組合、福岡地区水道企業団

日時

令和7年12月6日(土)

実施場所

福岡県うきは市浮羽町新川地区(つづら棚田・つづら山荘)

参加者

福岡都市圏住民25人
(公募のうえ、応募者63人の中から抽選にて当選した参加者)

森林セラピーの様子

 日本棚田百選に選ばれた「つづら棚田」にある森林セラピーロードをガイドの方の案内で歩きました。  森林セラピーでは、美しい景色を楽しむだけでなく、木々が風になびく音や鳥の声を聞いたり、植物を実際に触って感触を確かめたり、葉の匂いを嗅いでみたりするなど、五感を使って楽しむことができました。
 当日は天候にも恵まれ、美しい景色を楽しむことができました。

森林保全活動

 水源かん養機能を高めるために、森林セラピーロードの途中でウッドチップ敷きを体験しました。
 ウッドチップを敷いた後はその場で寝転んで、休憩をしました。
 参加者は、撒きたてのウッドチップ(ヒノキ)の香りを楽しみつつ、寝転んで見上げる森林の美しさにとてもリラックスした様子でした。

昼食

 森林セラピー、森林保全活動を終えた後は、昼食として地元の食材をふんだんに使った料理やうきは市で有名なジビエを使ったBBQを楽しみました。

参加者の声(アンケートより)

・自然の恵みがどれだけすごいのかをよく知りました。
・筑後川に感謝して水を使いたいです。
・できるだけ普段から節水を心がけて、水を大切に使おうと思いました。
・はじめて、うきは市に行きました。自然が豊かで、棚田や山々が美しく、心がいやされました。
・今度はスイーツを食べるためにうきは市に来ます。楽しい時間をありがとうございました。
・今回のイベントを通してうきは市のことをいろいろと知ることができました。また足を運んで町めぐりをしてみたいと思いました。