令和5年度 実施報告

 福岡都市圏17市町で使用される水道水の約3分の1は筑後川の水です。
 8月26日(土)に、都市圏の水源ダムのひとつ「合所ダム」が所在する福岡県うきは市にて、地元の方々と一緒に「合所ダム水源の森を守る森林セラピー体験」を開催しました。
 参加した福岡都市圏住民の方々は、日本棚田百選に選ばれたうきは市の「つづら棚田」にて、森林セラピーと、森林保全の一環としてウッドチップ撒きを体験し、地元の食材を使った絶品ランチを頂くなど充実した一日となりました。

〇うきは市森林セラピーについて、詳しくはこちら → うきは市 森林セラピー公式サイト

主催

合所ダム水源の森を守る森林セラピー実行委員会
※構成団体 うきは市癒しの旅先案内人協会
      うきは市役所 うきはブランド推進課
      福岡地区水道企業団
      福岡都市圏広域行政事業組合

開催日

令和5年8月26日(土)

実施場所

福岡県うきは市
・つづら棚田(うきは市浮羽町新川3227)
・ひめはるビジターセンター(うきは市浮羽町新川3025ー1)

参加者

福岡都市圏住民 27名

1 森林セラピー体験

 日本棚田百選に選ばれた「つづら棚田」にある森林セラピーロードをガイドの方の案内で歩きました。
 森林セラピーでは、美しい景色を楽しむだけでなく、木々が風になびく音を聞いたり、植物を実際に触ったり、においをかいだりするなど、五感を使って楽しむことができました。
 当日、降雨が心配されましたが、森林セラピー実施中は天候に恵まれ、美しい景色を楽しむことができました。

2 森林保全体験

 山林の保水力向上や、森林の荒廃を防止するため、つづら棚田周辺林にて、ウッドチップ撒きを体験しました。
 ウッドチップ撒布後、敷きたてのウッドチップの上で寝転んで休憩をしました。
 参加者の皆さまは、撒きたてのヒノキの香りを楽しみつつ、寝転んで見上げる森林の美しさにとてもリラックスした様子でした。

3 昼食

 当日は、キャンプ場でのバーベキューを予定しておりましたが、降雨が予想されたため、急遽室内での食事となりました。地元の食材をふんだんに使ったランチボックスや、うきは市で採れた果物を使ったフルーツティー、季節の果物など、絶品ランチを楽しみました。

【ランチ】
・スモークチキンのベーグルサンド
(山桜でスモークしたチキン、「パンのもっか」の豆乳ベーグル)
・鹿肉のエスカベッシュ
(ウキナナより、鹿のシンタマ肉)
・夏野菜のマリネ
・かぼちゃの冷製ポタージュスープ
(うきはと田主丸のお野菜)
・バケット
・うきはの旬の果物(巨峰、写真マスカット、梨)
【おやつ】
・重岡豆腐本舗のところてん&千年の黒糖シロップ
【ドリンク】
・天空の和光茶でフルーツティー(堀江銘茶店)
・水出汁アイスコーヒー(蛭子町珈琲店)

 参加者の皆さまは、これらの体験を通して、大満足の様子でした。
 来年もできるといいですね。
 ご協力いただいたうきは市の皆さま、関係団体の皆さま、ありがとうございました。